YouTubeコンサルと運用代行の違いは、「考える部分」と「手を動かす部分」のどちらを依頼先が担うかにあります。コンサルは分析や企画の方向性を提案する思考業務が中心で、運用代行は撮影・編集・投稿までを実行する業務が中心です。この記事では、業務範囲の違いを表と図で比較し、貴社がどちらを選ぶべきかを3つの基準で整理します。本記事には当社(株式会社JISEKI)の運用代行サービスの紹介を含みます。
比較の前に整理する「コンサル」と「運用代行」の違い
コンサルと運用代行は、どちらも「YouTubeの相談先」として検索されますが、担う業務が違います。コンサルは、チャンネルの分析や企画の方向性の提案が中心です。運用代行は、撮影・編集・投稿までの実行が中心です。
依頼の形式によって、費用の立て方も変わります。外部の解説ページでは、依頼の形式ごとに次のような目安が示されています。
| 依頼の形式 | 内容 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| スポットコンサル | 単発の相談・助言 | 1時間1万〜5万円 |
| 月額コンサル | 継続的な助言・分析 | 月5万〜30万円 |
| 運用代行 | 企画・撮影/編集・投稿管理・分析レポート作成など | 月30万〜100万円以上 |
出典: 株式会社Cone「YouTubeコンサル会社比較16選。おすすめ運用代行との違い・費用相場・事例まで解説」
単発か継続か、助言だけか実行まで含むかで費用の立て方が変わるため、見積もりを受け取ったときは総額の前にこの3区分のどれに当たるかを確認します。コンサルと制作代行の違いをさらに詳しく知りたい場合は、YouTubeコンサルの費用相場|制作代行との違いと内訳にまとめています。
BtoB商材や高単価商材を扱う企業にとって、この区分の確認は特に重要です。検討期間が長い商材では、動画で説明する内容が商談のトークと連動していることが多く、企画の意図を正確に実行側へ伝える必要があります。コンサルだけに依頼して実行を別会社に分けると、意図を伝え直す手間が毎月発生します。
業務範囲を2つの型で比較する
費用の立て方が違う背景には、業務範囲の違いがあります。
- チャンネル分析や企画の方向性を提案する
- 撮影・編集の実行は依頼側が担うことが多い
- 提案後の実行で、別の依頼先を探すことがある
- 提案された企画をそのまま撮影・編集まで進める
- 社内に撮影・編集の担当者が不要になる
- 投稿ペースを一定に保ちやすい
コンサルを選んだ場合、提案を受けたあとの撮影・編集は、社内の担当者か、別の制作会社が担うことになります。提案と実行を別会社に分けると、企画書を渡すたびに意図を説明し直す手間が発生します。運用代行を選んだ場合は、提案した企画をそのまま同じ会社が撮影・編集まで進めるため、この手間が起きにくくなります。
どちらを選ぶか判断する3つの基準
どちらが貴社に向いているかは、社内の体制で決まります。契約前に、次の3つを社内で確認します。
- 01社内の実行担当者を確認する撮影・編集ができる担当者がいるか確認する
- 02企画を社内で作れるか確認する話す内容を自社で用意できるかを確認する
- 03投稿ペースを維持できるか確認する月に必要な本数を社内のペースで出し続けられるか確認する
3つの質問に「いいえ」が多いほど、提案だけでなく実行まで担う運用代行が向きます。反対に、社内で撮影・編集を担当できる場合は、コンサルの助言だけで費用を抑えられます。選び方の基準をさらに細かく知りたい場合は、YouTubeコンサルの選び方|確認すべき5つの基準で、業務範囲・実績・体制・契約条件・費用の根拠の5項目をまとめています。コンサルのタイプ別の向き不向きは、YouTubeコンサルおすすめの決め方|3タイプの向き不向きでも整理しています。
当社の場合|運用代行としての対応範囲と費用
当社(株式会社JISEKI)は、撮影・編集・サムネイル制作までを一括で担当する運用代行です(企画・台本の作成は月5万円・税別のオプションです)。当社の月額プランの内訳は次のとおりです。
| 工程 | 内容 | 金額 |
|---|---|---|
| 撮影 | 月1回・4時間まで | 40,000円 |
| 長尺動画の編集 | 20分以内×4本 | 120,000円 |
| ショート動画の制作 | 12本 | 30,000円 |
| サムネイルの制作 | 4枚 | 10,000円 |
| 合計 | 月16本の投稿 | 200,000円(税別) |
企画・台本の作成を依頼する場合は、月5万円(税別)のオプションです。話す内容が社内で決まっている場合は、オプションなしで始められます。撮影だけ・編集だけのご依頼は、単価が変わるため個別にご相談ください。
撮影は貴社のオフィス、または指定の場所で、月1回・4時間でまとめて収録します。編集とサムネイルの初稿は撮影後およそ10日でお届けします。東京都以外での撮影は、交通費を別途お見積もりします。
上の表にある「運用代行 月30万〜100万円以上」は、株式会社Coneが企画から分析レポート作成までを含む運用代行の相場として示した数字です。これとは別に、当社が独自に把握している一般的な制作会社の相場は月30万〜50万円です。当社の月額20万円は、この当社が把握している相場の約半額にあたります。相場より低い金額を見積もりで提示された場合は、本記事の業務範囲の比較に当てはめて、どの業務が範囲から外れているかを確認してください。
コンサルの提案を実行まで任せたいとき
検討期間が長いBtoB商材や高単価商材では、担当者が入れ替わることがあります。コンサルの提案を社内で実行する前提にしておくと、担当者が異動・退職したときに実行が止まる可能性があります。実行まで同じ会社に任せておけば、担当者が変わっても投稿のペースを保てます。
当社の制作実績では、SES(IT人材)企業のチャンネルを4社同時進行で制作し、各社の強みが違うポジショニングで立ち上げました。業種が近い企業でも、強みに応じて企画の方向性を分けられるかどうかは、実行まで任せる依頼先を選ぶときの確認項目になります。
社内で内製する場合との費用の比べ方は、YouTube運用代行と内製化の比較|総コストの考え方で解説しています。コンサルの提案を受けたあと、社内で実行するか外部に任せるかを決める前に、このコストの比較も確認しておくと判断しやすくなります。
まとめ
コンサルと運用代行の違いは、思考業務と実行業務のどちらを依頼先が担うかにあります。社内に撮影・編集の担当者がいるか、提案をそのまま実行まで任せたいかで、選ぶほうが変わります。
当社は撮影込みの運用代行で、標準プランは月16本の投稿で月額20万円(税別)です。貴社の本数や撮影回数を変えた場合の概算は、見積もりシミュレーションで確認できます。サービスの内容はYouTube制作代行のページにまとめています。