YouTube動画編集だけを外注する場合、企画・構成を含まない15分以内の編集のみの依頼では、1本5,000円〜30,000円程度が目安として示されています。この金額に差が出るのは、動画の尺や修正回数、依頼先の体制など条件がそろっていないためです。この記事では、外部の相場情報を工程別に整理したうえで、継続的に発信するBtoB企業向けに、当社の月額プランでは編集費がどのように計算されているかを説明します。

編集だけの相場に差が出る4つの条件

編集だけの外注費は、同じ「YouTube動画編集」という依頼名でも、次の4つの条件によって金額が変わります。

  1. 動画の尺(素材の長さ、仕上がりの長さ)
  2. カット数とテロップ・BGMの量(編集者が判断する作業範囲)
  3. 修正回数の上限(上限を超えると追加費用になることが多い)
  4. 依頼先の体制(個人のフリーランスか、制作会社か)

見積もりを受け取ったら、金額の前にこの4条件を確認します。条件がそろっていない見積もりを並べても、安い・高いの判断はできません。

特に4つ目の依頼先の体制は、見積書だけでは分かりにくい条件です。個人のフリーランスに依頼する場合と、制作会社に依頼する場合とでは、対応できる本数や修正回数の柔軟さが異なります。依頼が少ない時期は個人の単価が低く見えても、繁忙期に重なると対応までの日数が延びることがあるため、継続して依頼する前提であれば、依頼先の体制も確認しておく項目の1つになります。

工程別・依頼範囲別の相場(外部の一覧)

外部の相場情報を、工程別・依頼範囲別に整理しました。

出典依頼の範囲金額
pamxyカット編集のみ3,000〜15,000円/本
pamxyテロップ挿入3,000〜15,000円/本
pamxyBGM・SE挿入3,000〜15,000円/本
pamxyサムネイル制作1,000〜5,000円/枚
クロスデザイナー編集のみ(企画・構成を含まない、15分以内)5,000〜30,000円/本
クロスデザイナー編集(15分以上1時間未満)50,000〜100,000円/本
クロスデザイナー企画・構成を含む50,000〜100,000円/本

pamxyの情報は、カット編集・テロップ挿入・BGM・SE挿入を別々の工程として示しています。見積もりの総額がこれらの工程を合算した金額なのか、どこかの工程が含まれていないのかを確認してください。クロスデザイナーの情報は、動画の尺による料金表と、依頼範囲による料金表を別々に示しています。尺による料金表では、15分以内の動画編集は5,000〜30,000円程度、15分以上1時間未満になると50,000〜100,000円程度まで上がるとされています。依頼範囲による料金表では、企画・構成を含む場合も50,000〜100,000円程度とされていますが、これは尺とは別の条件として示された金額です。編集だけを依頼するつもりが、尺の長い動画や、構成案の作成まで含まれた見積もりになっていないか、依頼範囲と尺の両方を確認する必要があります。

条件は会社によって異なります。見積もりを受け取ったら、この表のどの行が貴社の想定している依頼内容に近いかを確認し、含まれる工程を1つずつ照らし合わせてください。

表に示した金額は、修正回数の上限を含んでいません。カット編集・テロップ挿入・BGM・SE挿入のいずれも、修正回数が増えるほど作業時間が延びるため、見積もりの単価に修正何回分が含まれているかを別途確認する必要があります。

当社の月額プランでみる編集費の内訳

継続的に動画を発信する場合、当社の月額プランの内訳では、長尺動画の編集は20分以内の動画1本につき30,000円(税別)です。長尺4本・ショート12本・サムネイル4枚を含む月16本の投稿で、編集関連の費用は次のとおりです。

Fig月額プラン内の編集関連費用(長尺4本の場合)
長尺編集4本120,000円
30,000円×4本
ショート12本30,000円
2,500円×12本
サムネイル4枚10,000円
2,500円×4枚

この単価は、撮影込みの月額プラン(月額20万円・税別)の内訳であり、編集だけの単品依頼にそのまま当てはまるものではありません。撮影だけ・編集だけのご依頼は、単価が変わるため個別にご相談ください。

企画・台本の作成を依頼する場合は、月額50,000円(税別)のオプションです。話す内容を社内で用意できる場合は、このオプションなしで始められます。

見積もりを比較する前に確認する4項目

編集だけの見積もりを複数社から取り寄せたら、金額を並べる前に次の4項目をそろえます。

確認する項目確認する理由
動画の尺尺が変わると編集の作業量が変わり、金額の前提が変わる
工程の範囲カット・テロップ・BGM・サムネイルのどこまでが含まれるかで総額が変わる
修正回数の上限上限を超えた分が追加費用になることがある
納期本数や修正回数によって変わるため、依頼のたびに確認する

この4項目がそろっていない見積もりは、総額の数字だけでは比較になりません。特に工程の範囲は、見積書に「編集一式」とだけ書かれていることがあるため、カット・テロップ・BGM・サムネイルのどこまでが含まれるかを依頼前に個別に確認します。

編集だけの依頼と月額プランの違い

編集だけを都度依頼する場合、依頼のたびに尺・工程の範囲・修正回数を確認し直す必要があります。本数が増えるほど、確認する手間も増えます。

継続的に発信する場合、当社の月額プランでは、編集の単価(30,000円/本・20分以内)が本数に応じて固定的に計算されます。本数を4本から6本に増やすと、編集費は30,000円×2本分の60,000円が増える、という計算です。都度依頼のように、依頼ごとに条件を確認し直す手間はかかりません。

企画・台本の作成を依頼するかどうかも、比較するときに見落としやすい条件です。編集だけの都度依頼では、話す内容や構成をすでに自社で決めていることが前提になっています。月額プランで企画・台本のオプションを使う場合は、その分の費用が編集費とは別に加わるため、都度依頼の金額と単純に並べることはできません。

一方で、単発で1本だけ編集を試したい場合や、社内に撮影の仕組みがすでにある場合は、編集だけの都度依頼のほうが向いています。撮影した素材をどう準備して渡すかは、YouTube編集だけ依頼する方法で詳しく説明しています。

撮影も含めて依頼範囲を検討する場合は、依頼範囲ごとの金額をYouTube動画制作の費用相場|依頼範囲別の金額と月額プランの考え方にまとめています。撮影と編集をセットで依頼する場合の内訳は、YouTube撮影・編集費用の相場|セット依頼と月額プランの内訳で解説しています。

まとめ

YouTube動画編集だけを外注する場合の相場は、企画・構成を含まない15分以内の編集のみで1本5,000円〜30,000円程度、15分以上1時間未満では50,000円〜100,000円程度という目安が尺別の料金表で示されています。金額を比較するときは、動画の尺・工程の範囲・修正回数の条件を必ずそろえてください。

継続的に発信する場合の当社の月額プランの内訳は、YouTube運用代行の費用内訳|月20万円で何ができるかにまとめています。本数や撮影回数を変えた場合の概算は、見積もりシミュレーションで確認できます。サービスの内容はYouTube制作代行のページにまとめています。