YouTube撮影を出張で依頼すると、見積もりには「撮影費」とは別に「出張費」が並びます。出張費は距離や移動時間で変わるため、同じ撮影内容でも依頼する場所によって総額が変わります。

出張費の算出方法が見積もりに明記されていないと、総額だけを比べたときに、あとから追加費用が発生して予算が合わなくなることがあります。

この記事では、出張費がどのように決まるか、まとめて撮影することでどこが変わるかを説明します。具体例には当社(株式会社JISEKI)の料金を使います。

出張撮影の費用は「撮影費」と「出張費」の合計です

出張を伴うYouTube撮影の費用は、次の2つに分けて考えます。

費用の種類決まる単位内容
撮影費回数と拘束時間機材の持ち込み、収録、素材の管理
出張費距離・移動時間交通費(必要な場合は宿泊費)

変わるのは、出張費が別途かかるかどうかです。見積もりを比較するときは、総額ではなく、撮影費と出張費が分かれて書かれているかを確認します。

見積書に書かれている金額が同じでも、交通費まで含めた金額なのか、交通費は別途なのかで、あとから追加費用が発生するかどうかが変わります。複数の会社に相見積もりを取るときは、この2つの費用を分けて提示してもらうと比較しやすくなります。

出張費を左右する3つの要素

移動距離と移動時間

出張費のうち交通費は、撮影場所までの距離で変わります。移動に時間がかかるほど、撮影に使える時間が減るため、スタッフの拘束時間も長くなります。同じ距離でも、新幹線や飛行機を使う場所と、電車や車で移動できる場所では、交通費の金額そのものも変わります。

拘束時間に応じた費用

遠方への出張では、移動時間を含めて1日の予定を組むため、近場の撮影より拘束時間が長くなりやすいという特徴があります。見積もりを受け取ったら、撮影費の単価が「撮影時間だけ」か「移動を含めた拘束時間」かを確認します。拘束時間の基準が書かれていない見積もりは、撮影時間が延びた場合に追加費用が発生するかどうかも合わせて確認します。

宿泊の有無

日帰りで戻れない距離や時間になる場合は、交通費に加えて宿泊費が発生することがあります。宿泊が必要かどうかは、撮影場所と当日のスケジュールによって変わるため、見積もりの時点で依頼先に確認します。往復の移動時間と撮影時間を合計し、日帰りで収まるかを先に計算しておくと、宿泊費が発生するかどうかの見通しが立てやすくなります。

当社の場合の出張撮影費用

当社の標準プラン(月額20万円・税別、長尺4本+ショート12本)の内訳では、撮影費は月1回・4時間までで40,000円です。撮影だけのご依頼は、単価が変わるため個別にご相談ください。交通費の扱いは次のとおりです。

Fig東京都内と都外での出張撮影の違い
東京都内で撮影する場合
  • 交通費は撮影費に含む
東京都外で撮影する場合
  • 交通費は別途お見積もり

東京都外での撮影は、神奈川・埼玉・千葉を含め、原則として交通費を別途お見積もりします。全国どの地域でも、交通費を別途にすれば撮影の相談を承っています。交通費の金額は撮影場所によって変わるため、依頼の際に撮影場所をお伝えいただいたうえで見積もりをお出しします。

出張を1回にまとめると出張費も1回で済みます

出張を伴う撮影では、移動の回数がそのまま交通費の発生回数になります。撮影を複数回に分けると、そのたびに交通費がかかります。

当社の制作フローでは、月1回・4時間の撮影で長尺4本分をまとめて収録します。出張が必要な場合も、この1回の枠の中で撮影します。

Fig出張を伴う撮影をまとめて行う流れ
  1. 01
    4本分の題材を決める
    出張の前に、話す内容と順番を固めておく
  2. 02
    1日の収録枠を確保する
    4時間の撮影枠で予定を組む
  3. 03
    4時間でまとめて収録する
    長尺4本分を1回の出張で撮り切る
  4. 04
    ショートは長尺から切り抜く
    追加の出張・撮影は発生しない

出演者が撮影のために空ける時間は、月に半日で済みます。ショート動画は長尺から切り抜いて制作するため、ショートのための追加の出張は発生しません。経営者や役員が出演する場合、出張を伴う撮影を複数回に分けると、そのたびに移動の予定を調整する必要が出てきます。撮影を1回にまとめておくと、出演者側の調整もその1回だけで済みます。

見積もりで確認する5つの項目

出張を伴う見積もりを比較するときは、次の5項目を確認します。

確認する項目確認する理由
撮影費と出張費が分かれているか総額だけだと、何に対する費用かが分からない
出張費の対象エリアどこからの距離で交通費が発生するかを確認する
出張費の算出方法距離・移動時間のどちらを基準にしているかで金額が変わる
宿泊費が発生する条件日帰りの範囲を超えると追加費用になる
撮影回数と出張回数の関係分割して撮影すると、出張費も分割して発生する

この5項目が見積書に明記されていない場合は、依頼前に確認します。あとから出張費が追加されると、総額が当初の想定より増えることがあります。特に、撮影を複数回に分けて依頼する予定がある場合は、2回目以降の出張費も同じ条件で発生するかを先に確認しておくと、年間の予算を立てやすくなります。

出張費を抑える判断基準

都外への出張を前提に依頼先を選ぶときは、撮影本体の単価だけでなく、次の2点も合わせて確認します。

  1. 出張費が撮影費に含まれているか、別途かを明記しているか
  2. 撮影を複数回に分けた場合、出張費も複数回かかるか

この2点がはっきりしている見積もりは、総額の見通しが立てやすくなります。逆に「出張費は別途」とだけ書かれていて金額の算出方法が書かれていない見積もりは、撮影場所を伝えたうえで具体的な金額を提示してもらいます。

自社のスタッフが出張して撮影する場合と、外注する場合を比べるときは、人件費と交通費を同じ単位にそろえます。手順は次のとおりです。

  1. 移動時間と撮影時間を合計し、出張にかかる拘束時間を出す
  2. その時間に、撮影を担当する社員の時間あたりの人件費を掛ける
  3. 実際にかかる交通費・宿泊費を足す
  4. 外注の見積もり(撮影費+出張費の合計)と比べる

たとえば、移動と撮影を合わせて1日8時間かかり、担当者の人件費が1時間3,000円だと仮定すると、人件費だけで24,000円です。これに実際の交通費・宿泊費を足した金額が、自社で対応する場合のコストになります。数字は会社や出張先によって変わるため、必ず自社の実測値で計算してください。

比較のときに見落としやすいのは、出張に向かう社員が本来の業務に使えなくなる時間です。移動時間も拘束時間に含まれるため、近場の撮影より影響が大きくなります。

YouTube撮影費用の相場やYouTube運用代行の見積もり項目も、撮影費全体の内訳を確認する際の参考になります。東京都内での撮影を検討している場合は東京のYouTube運用代行、千葉県内での撮影を検討している場合は千葉のYouTube運用代行もあわせてご確認ください。

まとめ

出張を伴うYouTube撮影の費用は、撮影費と出張費に分けて考えます。出張費は距離や移動時間、宿泊の有無で変わります。

当社の標準プラン(月額20万円・税別)の内訳では、撮影費は1回40,000円(4時間まで)です。東京都内は交通費込み、東京都外は交通費を別途お見積もりします。撮影だけのご依頼は、単価が変わるため個別にご相談ください。本数や撮影回数を変えた場合の概算は、見積もりシミュレーションで確認できます。サービスの内容はYouTube制作代行のページにまとめています。